2021.07.29

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EYSプロデュースオリジナルコントラバス<Suono Calmo(スオーノ・カルモ)>のご紹介!

                                            

合唱する時に声の音域によって、ソプラノ、アルト、テノール、バスって分かれましたよね。一番低い音域を表すのが「バス」でした。それがコントラバスの「バス」だとすると、「コントラ」の方は何?って思います。

調べてみると、どうもドイツ語の「Kontra(コントラ)」を指すらしく、トランプのブリッジを行う際に「ダブル」という意味で使われるそうで、コントラバスを「ダブルベース」と呼ぶのは、チェロよりも2倍(ダブル)低い音を出すかららしく…

とにかく!コントラバスは「著しく低い音域を出す楽器」と言えそうです。

  

今回は、EYSプロデュースオリジナル楽器・コントラバス<Suono Calmo(スオーノ・カルモ)>をご紹介します。

EYSプロデュースオリジナル楽器は、どれも楽器製作のプロフェッショナル達が、素材の選定から楽器の仕様、そして製作工程の一つひとつにこだわり抜いた一品です。シリーズ『EYSプロデュースオリジナル楽器STORY』では、そのこだわりの仕様をご紹介します。一つひとつの楽器に込めたEYSの想いも知っていただけたら幸いです。

                                       

コントラバスってどんな楽器?

                                           

                                    

前述したようにコントラバスは、太く低音を出す、4本または5本の弦で構成される楽器です。胴が長く全長は180~200センチとかなり大きめ。左手で楽器を支え、親指以外の指で弦を押さえ、弓や指を使って音を出します。基本的に立って演奏しますが、長い曲の場合には高めの椅子に座って演奏するときもあるそうです。

コントラバスは、音楽のジャンルを問わずさまざまな演奏シーンでなくてはならない楽器として親しまれてきたこと。深みのある低音や地響きのような表現も自由自在で、アンサンブル全体の厚みを演出するなくてはならない楽器なんです。アルコ奏法や、ピチカート奏法、スラップ奏法など、ジャンルに合わせてさまざまな奏法が生み出されてきたのも注目したいポイントです。

弓の持ち方も、スタンダートなジャーマンスタイルの他、タンゴの演奏でよく用いられるフレンチスタイルもあり、求められる役割もジャンルによって変化するのも魅力です。美低音が曲を何倍にもランクアップさせる、そんなスゴイ魅力をもった楽器なんですね。

                                            

コントラバスの奏法など魅力についてはこちらにわかりやすい記事がありますのでみてみてください!↓↓

                                              

EYSがコントラバスを作る理由

なぜ作る?EYSプロデュースオリジナル楽器

                                                     

「音楽教室」のEYSが、オリジナル楽器の製作にこだわる理由は、これまでのブログでもご紹介をさせていただいた通り。少し振り返りますと、実はEYSには楽器製作販売事業部があり、オリジナル楽器の製作や、楽器の価格比較、販売サイト「オトリエ」の運営を行っています。

世の中には様々なメーカーの楽器が販売されていますが、EYSは「楽器の値段は掛け値なしの正味の価値に合っていない」と考えています。つまり、楽器本来の素材・加工技術・品質からすると、もっと安い値段で買うことができるといいます。

                                                 

では楽器の値段はどのように決まっているのか?

それには、ブランド名やアンティーク的価値、そして装飾やデザインという要素が大きく関係しています。また、販売経路によってはその間で発生する手数料等でも値段が変わります。

でも、これらの要素は楽器の本質的な価値とは関係がありません。例えば、同じ工場で作られた全く同じ楽器であれば、ブランド名が刻印されているからと言って、音や操作性は何も変わりませんよね。

EYSではこれらの要素ではなく「素材と部品」と「加工技術」こそが、楽器本来の価値であると考えています。

楽器製作販売事業部では、この品質と価格の関係を明確にし、価値に見合った適正価格で楽器を提供することを目標に、楽器製作に取り組んでいるのです。

                                            

詳しくは以下の記事をご覧ください!

                                              

美しく、弾きやすさを考え抜いた逸品スオーノ・カルモ

                                             

EYSプロデュースオリジナル楽器のコンセプトの一つは、「いつまでも使い続けることができるクオリティの楽器であること」。質の悪い楽器で練習を重ねても、良い音が出せない理由が、楽器のせいなのか、自分の技術のせいなのか…を判断することができません。「上達する感覚」を自分で感じられないのでは、やる気だって失せてしまいます。そのためにも「きちんと作られた品質の楽器を使うこと」が、上達への道となるのですね。

                                               

EYSプロデュースオリジナル楽器・コントラバス<Suono Calmo(スオーノ・カルモ)>は、ルーマニアにおける弦楽器製作の中心地『レギン』で製作されています。その出会いは、世界中のメーカーが会するフランクフルトメッセの会場。カルパティア山脈で採取された良質な木材 (スプルース/メイプル)を用いて作られた美しい輝きを放つ楽器は、歴史ある工場で製作されたものでした。ものづくりに対する真摯な姿勢が素晴らしく、それが楽器一つひとつに表れていたのです。

                                                 

カルパティアの山なみ

EYSが取引することを決めたのは、楽器の品質が良かったことはもちろんですが、応援したい気持ちもありました。ルーマニアは人件費が安いこともあってイタリアなどへ仕事を求め出ていってしまう人も少ないそう。ルーマニアの良質な木材は日本国内へも多く輸入されていますが、その土地の木材を用いた良質なものづくりを通して高い技術を継承して行こうと励むルーマニアの人々の力に少しでもなれたら、という想いもあったといいます。

「誠実なものづくり」から生まれたEYSプロデュースオリジナル楽器・コントラバス<Suono Calmo(スオーノ・カルモ)>をぜひ、手に取っていただきたいと思います。

                                              

EYSプロデュースオリジナル コントラバス「Suono Calmo(スオーノ・カルモ)」の特徴をご紹介

                                              

                                                  

構えやすく、握りやすく。カーブが美しく輝くコントラバスの美低音を体感!

EYSプロデュースオリジナルコントラバス「Suono Calmo(スオーノ・カルモ)」は、ルーマニアにおける弦楽器製作の中心地『レギン』で製作。カルパティア山脈で採取された良質な木材 (スプルース/メイプル)から製作された、美しく弾きやすさをも考え抜いた逸品です。注目すべきは、スプルースの単板を削り出した『トップ』とラウンドバック仕様の『バック』。双方ともに描かれたアーチの美しいラインは見惚れてしまうほど。美しい曲線がより深くより豊かな響きを生み出します。演奏技術の上達と共に、年月が生み出す艶やその輝きをも楽しみ味わっていただけたら嬉しいです。

                                              

                                          

スプルースの単板を削り出したTOP(表板)のアーチが、美しい輝きを放ちます。

背面は、アーチを描いたラウンドバック仕様でより深く、より豊かな音色に。いつまでも使い続けたくなる愛おしくなる美しさ。

                                               

                                            

メイプルから削り出されたビューティフルなスクロールの造形に、GOLDのペグがゴージャスでステキ!

ネックの部分は、握りやすいよう細さや厚みを考え、サイズを調整しています。

                                               

                                          

1本1本弾きやすい高さに調整された黒檀性のナット。

                                                     

                                               

黒檀の削り出しで作られた指板とテールピース。引き締まった音色と共に、見た目の印象を演出。

                                                 

                                         

すぐに演奏して頂けるよう、アンダーハンドで握るという特徴のジャーマンスタイルの弓、松脂、ソフトケースが付属しています(仕様は予告なく変更になる場合がございます)。

                                                

境を越えていこう!ボーダーレス歓迎!

                                          

冒頭に、合唱では4つの音域に分かれましたよね、って書きましたが、中学校や高校の選択授業では「音楽」と「美術」、「書道」のクラス分けもありました。そのほかにも「世界史or日本史」か、「文系or理系」か…とそのまま受験に影響することもあって、都度選択を迫られたことを覚えています。「両方得意だったから選ぶのが大変だった!」なんていう羨ましい人もいるでしょう。

                                                   

「文系」と「理系」に分かれるのは、明治時代に始まったことだそうですが、先日こんな方に会いました。その方は大学で工学を学び、そのまま大学院へ進学。研究テーマは「排ガスについて」でした。「大気汚染のない車を社会に普及したい」という想いで研究をしていたそうです。しかし、当時(15年以上前です)の日本の社会は、排ガスへの意識は低く世間に注目されない研究だったのだそう。ところが同時期アメリカで強い「排ガス規制」に関する法律が施行されると、アメリカの人々の排ガスへの認識が一気に浸透!意識があっという間に高まったというのです。

                                                 

人々の意識を変えたのが「技術」ではなく「法律」だったことに、その方は大きなショックを受け「法律の力」を目の当たりにしたそうです。「排ガスを広めるためには、法律の力を借りなければならない」と、なんと法律家をめざすべく工学研究科修了後、すぐに法科大学院に入学。掲げていた目的を果たそうと、理系から文系へスイッチしたのでした。

                                               

日本では極端な例かもしれませんが、海外ですとこういった話はそう珍しいことではないそうです。文系・理系を2分するのは日本だけではありませんが、日本人の場合選んだ系統を自分のアイデンティティとして強く持ち続ける傾向があり、それが文系⇔理系へのスイッチを阻むといいます。言われてみれば、「私は文系出身だから~」とか、「リケジョなんで…」とか、何でもない会話に挟むことって多いです。

                                                  

でも芸術面だったらどうでしょう?「美術」を選択していた人も、楽器やボーカルを学んだり。「音楽」を選んだ人も、イラストや漫画を描いたり。大人になってから書道やペン字をはじめたっていう人もいて、ボーダーレスな感じがしませんか?それが芸術の良さなのかもしれません。

                                        

私たちEYS音楽教室も、バンドやろうよ(やろうぜ)企画や、面白イベント開催など、音楽を通して人と人が自由にボーダーレスに集う機会を、今後も創り続けていこうと企画中です。年齢も、性別も、近くにいても、遠くにいても関係なく!さまざまな人と人との出会いを通して、一人ひとりが自分ならではのセカンド・コミュニティを築いて頂けたら嬉しいです。

2nd Community 広報担当
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