イベント開発記

一見よく見る発表会のプログラム

何の変哲もないプログラムも実は試行錯誤の上考えて作成されています。

今日はそんなプログラムについて少しお話しします。

基本プログラムは年齢順に並んでいるのかな?と思われる方がほとんどだと思います。

しかし、ピアノやバイオリンは習った時期により習得度が変わってきますので、

習って1年の小学6年生より、習って5年の小学校3生の方が上手な場合もあります。

そんな時、小学校6年生を未就学児と並べて順番を配置するのも、自分より上手な年下の子の後には位置するのも、年ごとの子どもたちなので非常に難しいです。

前後でレベルの差がでない、感じないようにしながらもうまく年齢順に並べていくというなかなか大変な作業をします。

例えば上記のような場合、3年生の演奏の後に、別の楽器(バイオリン等)の生徒をもってきたり、連弾する生徒さんをもってきたりと様々なプログラムを織り交ぜながら作って行くことにより、聴いている側も演奏している側も違和感のないようなプログラム作りを綿密に行います。

私も子供の頃ピアノを習っていた時の発表会を思い出すと、発表会プログラムの順番である程度自分のレベルがわかるので良い位置だったら嬉しかったですし、あまりうれしくない順番の時は、また来年頑張ろう!とよいモチベーションにつながっていきました。

プログラム作成は裏方の仕事ではありますが、様々なドラマがあります。

そんな素敵なドラマ作りに貴方もぜひ参加してみませんか?

早崎 翔大

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